【リリース20周年】ケツメイシの代表曲「さくら」を徹底解説!!PVの女優やロケ地などもご紹介

SINGLE
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チョコ
チョコ
ケツメイシの曲といえば・・・?

「友よ」「ライフ イズ ビューティフル」「涙」「トモダチ」「夏の思い出」・・・

いろいろ人気曲がありますが
ケツメイシの代表曲はやっぱり「さくら」だと思います。

「さくら」はケツメイシの中でも古い方の曲ですが、ケツメイシの中で一番売れた曲です。

そして今年(2025年)の2月16日で
さくら」はリリースから20年が経ちます

20周年記念ですヽ(^o^)丿

というわけで今回は
リリース20周年の記念として「さくら」を解説していくとともに、PVについてもご紹介していきたいと思います。

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「さくら」の概要

A面:さくら
B面:ケツメンサンバ、新生活(アコースティックmix)
リリース:2005年2月16日
作詞・作曲:ケツメイシ

「さくら」はメジャーシングル11thとしてリリースされました。

ケツメイシの歴史的ヒット作となったこの楽曲は、タイアップなしにも関わらず発売直後から大きな反響を呼び、初週で約21万枚という驚異的な売り上げを達成しました。

このシングルは2005年のオリコン年間ランキングで首位が期待されていましたが、年末に発売された修二と彰の「青春アミーゴ」にわずか3000枚という僅差で惜しくも及ばず、年間2位という結果に終わりました。

とはいえ、この記録は彼らのシングル作品の中で最高の記録となっています。

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曲に込められた想い

「さくら」という曲を一言で表すと

桜の景色は変わらないが、君はもういない

みたいな感じの曲です。
まぁ、失恋ソングなんでしょうかね…?

失恋ソングにしては、テンポが速い明るめの曲調ですよね。
イントロのピアノも印象的な曲です。

RYO氏と大蔵氏によるラップの歌詞からも、この曲に込められた想いが読み取れます。

 

RYO
RYO
<一部抜粋>
さくら散りだす 思い出す 意味なく
灯り出す あの頃また気になる
変わらない香り 景色 風
違うのは君がいないだけ

 

大蔵
大蔵
<一部抜粋>
あの日以来 景色変わらない
散りゆく花びらは語らない
さくらの下に響いた 君の声 今はもう

 

過去の恋人との日々を想い浮かべながらという描写がよく伝わっている曲ですね。

この曲に出てくる男女は
会社の同期であった30代ぐらいの昔付き合っていた2人などという細かい設定を設け、ケツメイシメンバーがそれぞれが歌詞を書き上げていったそうです。
(Wikipedia参照)

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なぜこんなにヒットしたのか

現在でも、音楽番組の春ソングや桜ソング特集では取り上げられ、時代を超えて支持され続けていますよね。

ケツメイシのメンバーも

大蔵
大蔵

こんなにヒットすると思ってなかったです

とリリース当時に発言しています。

では、いったいなぜヒットしたのか?
ネットの情報を頼りに、ブログ主もいろいろ調査してみました。

PVの完成度が高かった

※PVというよりMV
「さくら」のMV、皆さんも一度は目にしたことがあるかと思います。

↑こちらですね。
YouTubeとかで目にしたことがあるはずです。
そして、興味を持たれたはずです。

彼女の「可愛さ」に!!

彼女は「鈴木えみ」さんというファッションモデルですが、当時から「可愛い」と話題になっています。

現に「ケツメイシ さくら」で検索すると

「ケツメイシ さくら pv女優」
「ケツメイシ さくら 鈴木えみ」
「ケツメイシ さくら 鈴木えみ 可愛い」

もれなく、彼女のことばかりが検索候補に上がっています。

つまり、「さくら」がヒットしたのはMVではなく、彼女の可愛さが理由だった・・・?

 

チョコ
チョコ

・・・・・。

いや、待ってください。
MV主演は彼女だけではないです。

彼も忘れないであげてください。

俳優の「萩原聖人」さんです!!

そうです。
「さくら」のMVには、鈴木えみさんと萩原聖人が出演されています。

MVを見てもらえれば分かると思いますが、お二人のストーリーが良いですよね。
こちらのMV脚本ですが、NHK連続テレビ小説『ちゅらさん』などで知られる岡田惠和氏が担当されています。

やっぱり、ヒットした理由は鈴木えみさんの可愛さだけではなく、MVの切なくも素晴らしいストーリーがあったからだと思います。

また、余談にはなりますが
MVのロケ地は、東京都八王子市楢原町にある「清川河川敷広場」になります。

YouTubeにMVの動画が上がっているので、まだ観たことない方や久しぶりに観てみたい方はぜひご覧ください。

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桜ソングブームに乗った

こちらは、音楽評論家スージー鈴木さんのとあるページを参考にさせていただきました。

ケツメイシの「さくら」がリリースされたのは2005年。
平成のゼロ年代(2000~2009年)に、たくさんの「桜ソング」が作られてブームとなっていました。

・ 福山雅治『桜坂』(00年リリース)
・ aiko『桜の時』(00年)
・ 森山直太朗『さくら(独唱)』(03年)
・ 河口恭吾『桜』(03年)
・ コブクロ『桜』(05年)
・ ケツメイシ『さくら』(05年)
・ 嵐『サクラ咲ケ』(05年)
・ FUNKY MONKEY BABYS『桜』(09年)

詳細は省きますが、スージー鈴木さんの言葉を抜粋させていただきます。

この国において、「桜」、それも「桜が散る」という現象には、「卒業」という意味が埋め込まれていると思うのです。さらには卒業式を終えてから、実際ほとんどの同級生と二度と会えなくなったという経験すらも。「桜」が散りまくる「平成桜ソング」には、メランコリックな曲はもちろん、快活な曲でさえも、どこか「たぶんもう会えない」的な哀しさを感じる――これこそが日本人の心情に合っていてグッと来る最大の要因だと思うのです。

要するに、桜ソングは卒業ソングとも大きく関連性があり、それらは私たちの心にグッと来やすい曲なのかもしれません。

だから桜ソングはヒットするし、長年愛される曲になるのかもしれませんね。

※参照サイト
「平成桜ソング」がこれほど愛される4つの理由

令和版MVの登場

ケツメイシの「さくら」がリリースしてから16年後、2021年2月16日には“令和版”のMVが公開されました。

2021年はケツメイシがデビューして20周年で、その節目として代表曲である「さくら」を今一度世に伝えたいというスタッフの想いをメンバーへ伝えたそうです。

それで“令和版”の新しいMVを制作することが決定したみたいです。

“令和版”のMVを手がけたのは、テレビ朝日系ドラマ『おっさんずラブ』などの演出に参加したYuki Saito監督です。

個人的には先ほどの原作MVの方が好きですが、令和版のMVも感動的なので是非観てみてください。

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終わりに

今回は「さくら」リリース20周年を記念して、歌詞やMVについて振り返ってみました。

また、今回はカップリング曲には触れませんでしたが、他2曲も完成度が高い曲です。
「ケツメンサンバ」の方は、今でもライブではよく歌われますし「新生活」のアコースティックVerは原曲越えの楽曲だと思います。
(どちらもYouTubeで聴くことができます)

もうすぐ春の季節、みなさんも改めてケツメイシの「さくら」に浸ってみてくださいね。

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